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膀胱疾患

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急性膀胱炎

膀胱炎は、身体の構造上、女性に起こりやすい病気で、思春期以降に増えてほぼ半数の女性は一生の間に一回は罹患するといわれています。
原因のほとんどは、尿道から入った細菌により感染し引き起こします。
症状として、頻尿 残尿感 排尿時の痛み、血尿、混濁尿などがあります。治療には、抗生物質による薬物療法を行い、3日~1週間程度で症状が改善していきます。
 

過活動膀胱

突然の強い尿意に襲われたり、尿意を我慢が出来ない、尿が漏れてしまったりといった症状をともなう排尿障害をいいます。
高齢者の方に多く、特に男性に多いといわれています。原因として、脳卒中や脊髄損傷などの神経疾患と、膀胱の神経が過敏になり、骨盤底の筋肉が弱くなっているため起こることがあります。

治療としては、薬物療法により膀胱の収縮をやわらげる治療法や、生活指導、運動療法があります。また、当院では頻尿、尿失禁治療器である干渉低周波「ウロマスター」による膀胱リハビリ治療も行っております。
 

膀胱腫瘍(膀胱がん)

膀胱がんは膀胱の病気の中でも重要な疾患です。
膀胱がんは、表在性膀胱がんと浸潤性膀胱がんの二つに分類されます。
症状は、痛みなどの他の症状を伴わない肉眼的血尿です。

○表在性膀胱がん
表在性膀胱がんは膀胱の粘膜の浅い部分にできる腫瘍です。悪性度は低く、内視鏡手術でがんを切除できます。経尿道的膀胱腫瘍切除術といいます。ただし多発している場合は、膀胱内再発するため手術後に膀胱内に再発予防のための薬(抗がん剤やBCG)を注入する治療を追加する事があります。 
○浸潤性膀胱がん
浸潤性膀胱がんは膀胱の壁の深い部分まで浸潤する腫瘍で転移しやすい悪性度の高いがんです。この場合は内視鏡手術のみでは根治できないので膀胱全摘除術を行う必要があります。膀胱を摘出した後は尿路変更をします。尿路変更はいくつかの方法があります。表在性膀胱がんは、膀胱内に再発しても命を落とす可能性はほとんどありませんが、浸潤性膀胱がんだと手術後も再発や転移がおこりやすいので注意が必要です。 
膀胱がんを早期に発見するには、膀胱の中を内視鏡で検査する必要があります。当院では軟らかいファイバースコープを用いて検査します。麻酔をしなくても痛みは軽度ですから安心して検査していただけます。この検査で膀胱内に腫瘍ができていないかを確実に調べることができます。

当院では、がんの診断がついて手術が必要な患者さんに対しては、患者さんが希望される病院(当院と病診連携ができる名古屋大学付属病院、名古屋第二赤十字病院、県立多治見病院、可児とうのう病院など)に紹介しています。

尿失禁


尿失禁とは、自分の意思とは関係無く尿をもらしてしまう病気です。
高齢の女性に多い病気ですが、出産を経験した女性で若い方でも尿失禁が起こる場合があります。
以下のようなタイプがあります。

腹圧性尿失禁
咳やくしゃみ、大笑いしたとき、重いものを持つときなどお腹に力が入れる際に尿が漏れてしまうタイプ
切迫性尿失禁
急に強い尿意を感じ、トイレに間に合わずにもれてしまうタイプ
混合性尿失禁
腹圧性と切迫性の両方が混在するタイプ  など

症状によって治療法は変わりますが、尿意をコントロールするトレーニング(骨盤底筋体操)をしたり、薬物療法や干渉低周波による膀胱リハビリ治療も行います。
 

夜尿症

夜尿症(おねしょ)は5歳を過ぎても週2回以上で少なくとも3ヶ月以上、夜間睡眠中に無意識に排尿を行うものをいいます。夜尿症は身体の発達やホルモン分泌の安定を持って減少し、成人までにほぼ自然治癒します。


【原因】
遺伝的要因や、泌尿器系の異常、生活バランスの崩れ、精神的ストレスなどの原因が考えられます。
夜尿症は気持ちの問題でなく、体の問題ですので、お子様を叱っても意味がありません。むしろストレスにより回復が遅れる原因となる場合もあります。


【治療について】
治療として、まず、生活指導として就寝2~3時間前からの飲水制限、就寝時の排尿、排尿がまん訓練などを行います。改善しない場合、ホルモン剤、膀胱収縮抑制剤などを使った薬物療法や夜尿アラームによる条件付け療法をおこないます。

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