前立腺は膀胱のすぐ下にあるクルミぐらいの大きさの臓器で、精嚢(せいのう)と共にに精液をつくる役割があります。
個人差はありますが、40歳を過ぎた頃から次第に肥大して、尿道を圧迫し尿の出が悪くなったり、尿が出きらなかったり、会陰部や下腹部の痛みが生じたりします。
代表的な疾患として、前立腺肥大症、慢性前立腺炎、前立腺がんなどがあげられます。
前立腺は膀胱のすぐ下にあるクルミぐらいの大きさの臓器で、精嚢(せいのう)と共にに精液をつくる役割があります。
個人差はありますが、40歳を過ぎた頃から次第に肥大して、尿道を圧迫し尿の出が悪くなったり、尿が出きらなかったり、会陰部や下腹部の痛みが生じたりします。
代表的な疾患として、前立腺肥大症、慢性前立腺炎、前立腺がんなどがあげられます。
膀胱は腎臓で作られ尿管から運ばれてきた尿をためておく袋のようなもので、ある一定量の尿がたまると尿意をもよおすようになっており、体外へ排出されます。
「尿をためて出す」という膀胱の役割は、脳、脊髄、末梢神経からなる自律神経の支配によってコントロールされています。機能に問題があると、排尿障害や血尿となって現れることがあります
代表的な疾患として、過活動膀胱、急性膀胱炎、膀胱がん、夜尿症、尿失禁などがあげられます。
腎臓は、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、背骨を挟んで腰のあたりに左右対称に2個あります。
腎臓の主な役割は、血液中の過剰な塩分や老廃物を取り除き、尿として体の外に排泄することです。他にも血圧を調整したり、体の水分や電解質のイオンバランスを調節するなど、体の環境を整える様々な役割があります。
尿路結石は、30~50歳くらいの男性と閉経後の女性に多くみられ、腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる病気です。腎臓内に結石がとどまっている間は特に痛みませんが、結石が尿管に移動して尿管や膀胱などに詰まると、背中や脇腹が激しく痛み、冷や汗や吐き気を伴うこともあります。
尿路結石の治療では、小さな結石は尿管を広げるお薬で痛みを改善させ、排石を促します。内服治療でも改善しない大きな結石は、ESWL(体外衝撃波砕石術)等が必要となることがあります。
尿路結石は非常に再発率の高い疾患のため、食生活の改善などにより再発予防が可能です。
性感染症は、性行為により感染する疾患のことで、たくさんの種類があります。性病の多くは、血液や精液、腟分泌液などの体液によって感染していきます。代表的な症状として、クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、カンジタ、コンジローマ、HIVなどがあげられます。
パートナーにうつす可能性のある病気ですので、パートナーを含めしっかりと検査、および適切な治療をする必要があります。
自覚症状の少ない疾患もあり、発見が遅れると病状が進行してしまいます。特に女性は不妊の原因となるため、早期発見・早期治療が重要です。
LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)ともいいます。
更年期障害というと、女性特有の病気と思われがちですが、50歳前後から男性も徐々に男性ホルモンが減少し、以下に示すような多彩な更年期障害の症状があらわれます。
これらの症状は、原因不明の不定愁訴で片付けられることが多く各診療所を転々とする患者さんが多く見られます。また中年期のうつ病の症状と似ているので、その鑑別が必要です。