前立腺肥大症とは、膀胱の下にある前立腺が加齢とともに大きく肥大して、尿道や膀胱を圧迫し、排尿障害が起こる病気で、80歳では8割の方が肥大しているといわれています。
◇症状
症状として、尿の勢いがなくなったり、頻尿や残尿感、排尿の困難、切迫性(こらえ性がなくなる)頻尿、夜何回も排尿に起きるようになります。
重症化すると、排尿困難が強くなり、尿がまったく出なくなる尿閉の症状が起こります。
おしっこが近い、勢いがなくなった、夜間頻尿だ、残尿感があるなどの症状にお悩みの方是非当院にご相談ください。
◇治療について
症状の程度等により、治療方法は異なりますが、軽度の場合は薬物療法により、前立腺を小さくする薬を用いたり、排尿をしやすくする薬を使用します。残尿の多い方、尿閉症状の方には内視鏡手術(TUR-P)をおすすめします。